アンティーク風ブックカバー:ほんのむし
Once upon a time, there was a ‘Bookworm’.
Eating many words and phrases, the ‘Bookworm' eventually became a beautiful"Butterfly" . . . . .
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昔々、一匹の『ほんのむし』がいました。
美しい言葉をたくさん食べた『ほんのむし』は、やがて、
すてきな言葉をきらきらとまき散らして飛ぶ、美しい『蝶』になったのですーー。
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新ブックカバーでございます。
生成りとスモークピンクの2種類でございます。
(ちなみにスモークピンクは数に限りがございますよ!)
蝶をモチーフにしたブックカバーをとリクエストをいただいたのが、もう去年の秋の話。
そこから、「本の虫」が「蝶」になるというストーリーは思いついたものの、デザインに落とし込むまでが長かった。超難産。蝶だけに。
全体はこんな感じ。
「はなことば」や「夏の恋」とは少し違う、装飾メインなデザインです。青いくらげに近いですね。
ちょうちょたちがまき散らしているのは、『マクベス』、『赤毛のアン』、『くまのプーさん』、『星の王子さま』などの名文です。
「こんなおもしろい世界でそう、いつまでも悲しんじゃいられない〜」ってやつとか、
「loveって、どうやって書くんだっけ?〜」ってやつとか、
「いちばんたいせつなことは〜」ってやつとか、いずれも超有名な文章です。蝶だけに。
装飾に名文を入れ込もうとは最初の頃から考えていたんですが、
この形に落ち着くまでは、あーでもない、こーでもないと、ここも紆余曲折がありました。。
ちなみにウラ側はこんな感じ。
見返し部分はデカルトさんの名言「良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである」
ここも、本にまつわる名言を探すのが大変だったのです。
だって「名言 本」で検索すると、名言をまとめた本ばっかりHITするんです。。(涙)
そんな、どこを切っても難産だらけのブックカバーなのでした。
実はもうひとつ、別デザインも考えたりしたんですけど・・・こちらは形にすらならず・・・。
別デザインにも多少、未練を残しつつ・・でも今のデザインも気に入ってますけどね!
ていうか、今までで最高の出来だぜ!(誇張表現。)(胡蝶だけに)(それが言いたかっただけ)
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いつも以上に駄洒落が多いですが、きっとそれだけ大変だったんです。生暖かい目で見守ってあげましょう。
とにかく完成してよかったー! うおー!
本の虫さんたちのお気に召しますように!
2018.05.03 | | コメント(0) | トラックバック(0) | てづくり雑貨